JOURNAL

2023/04/03 11:30

あっという間に4月がスタート、早い!!


そんな中、報告です。

先日、サンコファお酒部さん主催の

ワインイベントに参加してきました。

会場となった南アフリカワイン専門店

アフリカーさんでは、常時、赤白3種ずつ

合計6種類のワインが有料試飲できます。

お世辞抜きでどれも美味しくて

参加者さんと一緒に

「美味しい!」を連発。

飲みながら、サンコファドライフルーツを食べ

アフリカの美味しさのペアリングを楽しみました。

店主の小泉さんに南アワインの魅力を

お聞きする機会もいただき

美味しいだけではなく

心も豊かになれる時間。

企画、参加下さった皆さん、

本当にありがとうございました!!


アフリカーの小泉店長のことは、

来月更新のニュースレターでも

ご紹介しています。



楽しみにしていてくださいね!




はい!

ここからが本題です。

今日は

『試行錯誤の上、包装をプラへ戻します』

という話です。


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昨年10月にソラシスからサンコファへリニューアルをし早半年。

リニューアル前後で大きく変わった1つとして、パッケージがあります。

パッケージラベルだけではなく、パッケージ素材そのものを【脱プラ素材】へ変更しました。

1人の大人として、未来の地球環境のためにも

プラスチックを使わない素材として、

①生分解性フィルム+茶封筒(下写真)

②紙素材

を使ってきました。



しかし、年末からマルシェに出店し始めて思ったことがあります。

それは

『脱プラは、環境によくてもフードロスを助長する』

ということ。

プラスチックは悪のように言われていますが、

実は商業的にいい面が沢山あります。

【プラスチックの特徴】

①商品を綺麗に見せてくれる

②シワになりにくい

③水に強い

④バリア性の高さ(外の空気を通しにくい)

⑤安価

これらは、店頭で食品販売をする

私のような事業者には非常に有り難い特徴。

特に、食品の場合は④バリア性の高さは非常に大切

せっかく長期保存できるドライフルーツも、

バリア性の低い資材で包装すると

外の酸素や湿気を通しやすくなり

中身の劣化を早めます。

すると、1年美味しく食べられるドライフルーツが

たった半年後には風味がとび、変色してしまいます。

せっかくガーナの農家さんや加工チームが

手間ひまかけて手作業で作ってくれたものも、

これでは台無し。

早めに廃棄しないとならなくなってしまったら

フードロスです。。。。

マルシェや百貨店での出店が増えると、

商品を常時空気にさらし続けないとなりません。

この点で、現状の包装では出店は厳しいなと判断し

プラスチックのチャック付き袋へ変更することにしました。

変更時期は、4月のマルシェから徐々に切り替えをしていきます。

オンライン販売分の在庫は、倉庫内の箱内保管なので、

しばらくは現状包装でいきますが、在庫管理の観点で

徐々にプラへ変更していく予定です。

(発送用資材等は、変わらず簡易梱包のままでいきます。)

正直、リニューアル半年で、こんな決断をするのは

心苦しいです。

でも、ドライフルーツという商品特性上、

長く美味しく楽しんでいただける形状にして

届ける責任があるよな、と思ったんです。

自分がやりたい【脱プラ】を押し進めた結果

【ガーナの美味しさ】を潰してしまうのは、

エゴになるな、と。



そういうわけで、徐々にプラ袋へ切り替えをしていきます。




5月には新宿マルイ本館さんでPOPUPもやらせていただくので、

その頃には完全切り替えをしていきたいと思っています。



これもやってみたからわかったこと。


試行錯誤の様子が、どなたかのお役に立てれば幸いです。


ヤァさんのお店サンコファ

店主 オカ田村


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